悩みに悩んでコロナ禍で結婚式を行った新郎新婦のご感想
こんにちは
麗風つくばシーズンズテラス田中でございます。
今回のブログではコロナ禍で結婚式を行った新郎新婦様の
“リアル”なご感想を紹介させていただきます。
これまでたくさんの新郎新婦様をお手伝いさせていただく中で
このお二人のように昨今のコロナウィルスによって
お悩みになられるお客様が多くいらっしゃいました。
そしてわたしくしたちもお客様と同じように一緒に悩み
早くこんな日々が終わってほしい、いつかは終わるはずと思い悩みました。
しかし結婚式を迎えられた新郎新婦様が
「この時期に開催していいのか悩んだこともあったけど、結婚式を挙げて本当によかった」
と仰ったことでわたしたちは勇気をもらえました。
もともと2020年4月に結婚式を予定していたお二人は、
緊急事態宣言の発令もあり12月に延期をされ、無事当日をお迎えになりました。
お二人とのお打合せ期間は約1年半。
結婚式当日だけでなく
東京から毎回お打合せに来てくださったお二人とのお打合せ期間は
かけがえのない宝物です。
《コロナウィルスの影響がある中、どんな悩みがありましたか?》
ニュースで感染者数が更新されるたびに不安な気持ちになっていました。
SNSでも「コロナ 結婚式」と検索したりして他の結婚式を控えている皆様の状況を伺っていました。ゲストの皆様にも個別で何度か連絡をしていて、その都度優しい言葉をかけてくださっていたのですが、心配性の私はネットでマイナスな意見を見つけるたびに更に心配になってしまって。本当は行きたくないんじゃないかな、ゲストの家族も心配しているんじゃないかな、と考えてしまう日々でした。
《延期をするという決断をなさったときはどんな気持ちでしたか?どうしてその決断ができたのでしょうか?》
元々予定していた4月の1ヶ月前までは決行するつもりでいました。私達の両親も応援してくれていたのですが、段々と親族や遠方の方から欠席のご連絡があり、このままやるかやらないかで悩んでいるより、皆が安心して来れる日に延期しようと家族にも相談し、決断しました。
内容も全て決まっている最終打ち合わせのタイミングで延期の決断をした為、ここまで頑張って準備したのに…と当時はかなり落ち込んでいましたが、延期の連絡をしたゲストの皆様から温かい励ましの言葉やビデオメッセージをいただいて。皆様が安心して楽しんでもらえる日まで時間をかけて準備しようと前を向くことができました。
《ご準備中、役に立った情報、励みになったことなどはありますか?》
自分たちの周りにもコロナにより結婚式を延期する友人たちがいてお互い励ましあっていました。また、コロナ禍で結婚式を挙げられた先輩新郎新婦からアドバイスをもらったり、当日の感染対策をどのようにしたらいいかひたすら調べていました。
麗風でも消毒スプレーや検温など感染対策をしていましたが、少しでもゲストの皆様が安心して楽しんでもらえるようにマスクケース・アルコールジェル・マウスシールドを準備して全員に配布することにしました。
延期した12月になった頃、落ち着いていた感染者数が増えてきて、再延期したほうがいいかな、もう結婚式はできないかもしれないな、とネガティブになった時もありましたが、打ち合わせのたびに私たちと一緒に悩んでアイディアを出してくれて、絶対素敵な1日にします!!と背中を押してくれた担当プランナーさん、麗風スタッフの皆様のおかげで、結婚式の準備も楽しめるようになりました。
《当日を迎えたときに感じたこと、印象に残っていることはありますか?》
延期をしたことで約1年半準備をしてきた結婚式。
当日はワクワクした気持ちでいっぱいでしたが、ゲストの顔を見るまでは心のどこかで少し不安な気持ちが残っていました。
しかし披露宴が始まり入場した瞬間、大切なゲストの皆様の歓声と拍手が聞こえてきて「やっと今日を迎えられた」と安心したのと、長かった準備期間を思い出し感極まって涙がでてしまいました。
演出・お料理・装花など、本当にどれも想像以上で、私たちも心から楽しめる最高の時間でした!当日は私たちがいないところでゲストがどんな反応をしているか気になっていたのですが、その都度プランナーさんが「お二人のプロフィールブック、皆すごいって言ってます!」「映像のクオリティがすごいって○○さんが言ってました!」と報告してくれて。自分たちと同じようにゲストの方も楽しんでくれているのが分かって嬉しかったです。
《ゲストのお声や感想などはありましたか?》
友人の協力もあり、余興や演出にもかなりこだわった披露宴だったのですが、「こんなに楽しい披露宴は初めて!」「この1年暗いニュースばかりだったけど、年の締めくくりにこんなに素敵な時間に立ち会うことができて幸せだよ!」と笑顔で声をかけてくれました。また、お料理がとても美味しかったようで「今まで何十回も列席してきたけど一番美味しかった!」と絶賛してくれるゲストもいました。私たちも麗風のお料理が大好きで、特にこだわっていた部分なのでとても嬉しかったです。
私の祖母は高齢のため、招待するのは直前まで迷っていましたが、絶対に晴れ姿をみたい!と当日はニコニコの笑顔で列席してくれました。もちろん感染症対策は十分にしましたが、後日念のため体調は大丈夫かと電話をしたら「本当に楽しかった。素敵な時間であっという間だった!病院で1時間待ってるより短く感じたわ~!」と今まで以上に元気な声を聞くことができました。笑
延期の決断、感染者が増える中での準備期間は辛い気持ちになることもありましたが、どんな形でも結婚式をしたいという気持ちを持ち続けてよかったです。
延期をするのも決行するのも勇気がいりますが、沢山悩んだからこそ私たち夫婦の絆も深まり、ゲストを大切に思う気持ちもずっと強くなったように思います。
結婚式場を選ぶとき、ゲストの方に声を掛けるとき、
結婚式をするかしないかなど本当にたくさん悩まれたと思います。
この状況に負けず、おふたりの未来を創っていけるよう
お客様と常に同じ目線でお手伝いをさせていただきます。
少しでもお悩みの方の新郎新婦様がいらっしゃいましたら
麗風つくばシーズンズテラスのウェディングプロデューサーまでご相談くださいませ。
麗風つくばシーズンズテラス
ウェディングプロデューサー 田中彩乃