新婦がお宮参り、七五三といった人生の節目を鶴岡八幡宮で行ったきた経緯があり、挙式も鶴岡八幡宮で行いたいという希望がありました。そのため、鶴岡八幡宮での挙式の後、徒歩で向かえる披露宴会場というのが私たちの絶対条件でした。そこで出会ったのが「KOTOWA鎌倉」でした。
実際にブライダルフェアで披露宴会場を拝見し、古都鎌倉の雰囲気に合った「彩美SAIBI」という和モダンの会場に一目惚れしました。また、試食した料理は鎌倉の食材を取り入れたフレンチジャポネという形式で非常に魅力的でした。
職業柄、結婚式を挙げられる日程が限られていたのですが、その場で迅速に対応してくださり私たちの希望通りの日程を見つけてくれました。その時、ここしかないと感じ即決しました。
演出では、新郎新婦が主人公というよりは会場が一体となれるものを考えていました。その際にプランナーの方が提案してくださったのが、「ミニこも樽」と「ブーケプルズ」でした。
「ミニこも樽」は中身を自由に決められたので、私たちは鎌倉デートの際に見つけた季節限定の豆菓子を入れました。当日は、予想以上の大盛況でした。やはり、自分で割ることができるというのが盛り上がったポイントだったと思います。
「ブーケプルズ」は本来のブーケだけではなく、ブロッコリーのブーケもサプライズで用意しました。ブロッコリーを隠し持つのは大変でしたが、引き当てた方は驚きながらも大爆笑でした。
KOTOWA鎌倉のフレンチジャポネは、お箸で食べられる形式です。私たちが料理において重要視していたのは堅苦しくないということでしたので、この形式はぴったりでした。そのうえ、フレンチの要素と和食の要素とが絶妙なバランスで組み込まれており、見た目でも楽しめるものでした。新郎新婦の入場前に出される1品目はインパクトが欲しいと考えていたので、試食会で出会った鎌倉の段葛をモチーフにした料理にアレンジを加え、出すことにしました。また、食材がかぶらないようにすることによって、一つ一つの料理をより楽しんでもらえるよう工夫しました。
新郎新婦ともに仕事をしながらの準備でしたので、とにかく時間を有効に使うことを念頭に準備をしてきました。最初の打ち合わせでプランナーさんから結婚式までの予定を出していただけたので、BGMや写真の選定など心に余裕が無いと出来ないことは早いうちに取り組みました。そのおかげで料理や演出をじっくりと考える時間がとれました。
当日は笑っている間にすべてが過ぎてしまったという感じです。中でも、KOTOWA鎌倉オリジナルの演出である、刀でのケーキ入刀は気恥ずかしさがあったものの参列者の方々が一番笑顔になってくれた場面でした。
また、お色直しの後、新婦と新婦の父親が結婚行進曲に合わせて一緒に入場するという演出はとても好評でした。挙式が神前式であっただけに、感動もひとしおでした。
そして何よりも、キャストの皆さんのサービスが素晴らしかったです。新郎新婦のアシストだけでなく、両家の両親や、余興に参加された方々への配慮も行き届いており、安心して過ごすことができました。KOTOWA鎌倉で結婚式を挙げることができて本当に幸せです。
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