ウエディングレポート
どんな時でも生まれる感動。
”ありがとう”をカタチに。
#コロナ禍の結婚式
#56名◆Sanks flower Wedding
最初は2020年８月に挙式を行う予定でした。しかし緊急事態宣言が出たり、私たちの仕事の繫忙期にクラスターが発生してしまったらどうしようかと悩んだりする中で、２度の延期をしました。延期を繰り返す中で、どのような対策をすれば、安心してゲストの皆さんを招待できるのか、とても悩みました。
このような状況の中で、挙式をしてもいいのか、挙式をすることが自分勝手なのではないか、ゲストの方を招待してもいいもか、もう結婚式は諦めるべきではないか・・・と、どんどんマイナスな気持ちにもなりました。そんな時も、プランナーさんに相談に乗ってもらいました。
なるべくDIYをしたかったので、コロナ禍の式のアイデアやグッズ集めは、SNSやフリマアプリを使ってたくさん探し、励ましの言葉もいただきました。
また、結婚式を終えた友達がグッズを貸してくれたり、母や妹、姉からぬいぐるみの衣装、リングピロー、ウェルカムボードなどを手作りしてもらったりと、楽しみにしてくれている人がいると希望がもてました。
２回目の招待状のお返事を、たくさんの方がすぐに下さり、「次こそ楽しみにしているよ！」「絶対行くよ！」とイラストやメッセージを添えられたものもいただきました。招待状のお返事を見るまでは心配でなりませんでしたが、温かい言葉にとてもほっとしました。
当日は１３時に式場に入り、１６時半からが挙式、１７時半からは披露宴、式場を出たのは２２時を過ぎていましたが、「楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう」という言葉通りに、本当に時間が経つのは一瞬でした。それでも今も一つひとつの進行を思い出すことができ、かけがえのない思い出となっています。
式場の扉が開いた瞬間、ゲストの皆さんや、親戚の皆さんのたくさんの笑顔に、今日この日を迎えることができてよかったな。と思うと、笑顔で写真に写りたいのに、涙が溢れてきてしまいました。
「とても素敵な式だったよ」「細かいところまで配慮してくれている式だったね」「クイズ大会もあって楽しかった」「ご飯がとても美味しかった」「デザートビュッフェがあったけどおかわりできないくらいたくさんで大満足」などの感想をもらいました。
このような状況の中で来てもらうからには、KOTOWAさんの対策はもちろん、私たちもできる限りの感染症対策をし、その中でゆっくりしていってもらいたいとの思いが１番だったので、とても嬉しかったです。
今までのお互いの人生をふりかえり 2人での人生を歩み始める決意をより深める力
ゲストのみなさんは、今までお世話になった大切な方ばかり。式の準備をする中で、互いのこれまで歩んできた道や、それぞれの大切な方についても、より理解も深めることができました。
また、ゲスト１人ひとりに感謝を伝えるにはどうすればよいかも、２人で知恵を絞ることができました。こうして、たくさんの方の前で改めて結婚を報告できたことで、これからも皆さんに支えてもらい、見守ってもらいながらも、２人で人生を歩んでいこうと決意を固めることができました。
私たちも、再度延期をした時や、感染者数が増加している時には、もう諦めようと何度も思いました。それでも、最後まで結婚式をさせてもらうことができて、夢が叶い、人生の節目となり、本当によかったと思っています。
長時間の披露宴は、心配の声があることも確かです。でも、式を楽しみにしてくれている人や、何とか結婚式をしてほしいと思ってくれている人も周りにはおられるかと思います。最初に思い描いた形とは異なる形になっても、延期をしても、いつでも寄り添って考えてくださるKOTOWAのプランナーさんと共に、お２人の選んだ結婚式を挙げてほしいなと思います。
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